Dreams leaking from my queer brain.

ジョシが好きなジョシのブログ

"No matter what"が自分のセクシャリティを受け入れたゲイの、偏見に負けず生きていく決意の歌にしか聞こえない件について。

 
みんな!この曲がすごくいいから、聞いてみてくれ!(誰
 
 
No matter what they tell us 
No matter what they do 
No matter what they teach us 
What we believe is true 
 
No matter what they call us 
However they attack 
No matter where they take us 
We'll find our own way back 
 
I can't deny what I believe 
I can't be what I'm not 
I know I'll love forever 
I know no matter what 
 
こちらのページに対訳と解説がありました。
偶然にも?リードボーカルはゲイの方だそうです。
 
 
この曲、映画「ノッティングヒルの恋人(Notting hill)」のエンディング曲の一つです。
映画館で観て以来大好きな映画で、登場人物ひとりひとりの雰囲気とか、ユーモア、空気感、音楽が最高。そして何よりも主演のジュリアロバーツとヒューグラントがとってもキュートです。(興味を持った方はぜひ吹き替え版ではなく字幕版を観てみてね)
 
最近、久しぶりにこの映画を観て、
エンディングでこの曲に差し掛かったところで衝撃を受けました。
これは!この曲は!と。
 
自分のセクシャリティを受け入れたゲイが
まわりの偏見に負けず生きていくぞという決意を歌っているように聞こえたんです。
これは、私の歌じゃないかって。
 
胸が熱くなりました。
そうだよな。そうだよな。
I can't deny what I believe 
I can't be what I'm not 
(自分の信じることを否定できないし、
 自分じゃないものにはなれない)
だよね。と。
 
これまでこの映画を何度も何度も観たはずなんですけど、
当時はこの曲がこんなこと歌ってたなんて気づいてなかったなぁ。
 
 
 
そんなことを思いながら、一方でこうも思いました。
 
もしこれが同性愛者の気持ちだとして、
今の日本で暮らしている同性愛者の若者が
この曲のように自分を信じ受け入れられるようになるまでに
どれほどの葛藤と模索を経ねばならないのだろうと。
 
いつか、GayをはじめとするLGBTsの若者たちが
こどもの時からこんな風に自分を信じることができる未来が来たらいいな。
そしてその先には、この歌がGayの歌だと思うことさえないような、
つまりGayであることが、こんなふうに自分を鼓舞しなければならないような特別なことではない、そんな未来が来たらいいなと思いました。
 
 
すべてのクィアたちに幸あれ